楽居(らっきょ)の口コミや評判
最終更新日:2023/04/27
楽居(らっきょ)
会社名:株式会社 楽居
住所:〒248-0025神奈川県鎌倉市七里ガ浜東2-32-5
TEL:0467-55-8812
楽居は、お客さんに寄り添う丁寧な家づくりを行っている建設会社です。お客さんと設計者、大工の3者による打ち合わせを重ね、お互いが顔を合わせながら家づくりを進めています。この記事では、楽居の特徴を詳しく紹介します。楽居の特徴である伝統の在来工法や高耐震性能、快適空間を実現するための工夫について見ていきましょう。
伝統の在来工法と強靭な基礎で高耐震を実現
一般的な住宅に普及されている在来工法は、柱や梁などの接合部は金物で繋ぎ留めています。しかし、金物で繋ぎ留められた接合部は、木が乾燥することによって緩んでしまうのです。地震などの衝撃が加われば、金物が木を破損させてしまう恐れがあります。時間が経つにつれて強度が弱まってしまうという難点があるのです。
楽居で採用している伝統工法ならば、接合部に金物を使わず、木組みで耐力を生み出します。手間はかかってしまいますが、緻密に細工されているので強靭さが生まれるのです。木が乾燥することによる経年変化で、締め付ける強度が増えることも考慮しています。木そのものが持っている力を最大限に発揮させる工法といえるでしょう。
また、一般的な在来工法は、接合部に金物を使い筋交いで固めることにより強度を出しています。地震で強い力が加わると振動が増幅するため、負荷がかかった部分が緩みやすくなってしまいます。建物自体は無事でも、強度が低下している可能性があるのです。
伝統の在来工法ならば、木組みで軸を構成し、軸全体で力を吸収する構造となっています。接合部にかかる力を逃がせるので、接合部が破損することはありません。もし接合部が緩んでしまっても、打ち締め直すことが可能です。この伝統工法は、長持ちさせる家づくりをするためには欠かせない工法といえるでしょう。
長持ちする国産の自然建材を使用
輸入木材を使用している家も多く存在しますが、楽居では国産材にこだわっています。木は伐採後も、空気が乾燥すると水分を放出し、湿度が高くなると水分を吸収します。日本で育ち、日本の気候変化に対応してきた国産の木材が、日本の家づくりに最適だと考えているのです。
楽居の国産の木材を使った家は、一般住宅の3倍の木材が使われます。木組みをする伝統工法では、骨組みの柱や梁、床、下地材など多くの場所に木材を使います。見えない部分ではありますが、重要な構造材にこそ長持ちする国産の木材を使うべきだと考えているのです。
新築やリフォームした住宅では、鼻や目に不快な思いを感じたことがある人も多いのではないでしょうか。床や壁に使用する接着剤に含まれる成分が原因で、人体への影響を及ぼす可能性もあります。
楽居では、床や壁、下地や断熱材などにおいても化学製品はなるべく使わないようにしています。自然素材を使用し、アレルギー体質の人でも安心して過ごせる家づくりを実現してくれるのです。
国産の自然建材や自然素材を使用していると聞くと、価格が高くなるのではと不安に感じる人も多いでしょう。楽居では、独自のルートを確保しているため、一般的な製材工場よりも低価格で仕入れています。また、適材適所で木を活かしているので、1本の木をすべて使い切ることでコストを下げているのです。
快適空間を実現するための工夫
伝統工法と自然素材の家は、居心地がよいと定評があります。たくさんの家を建ててきた経験から、空気を快適にする壁内構造が生まれました。家全体を空気の層で覆うことで、外部の気温を緩和し室内の温度を保ってくれるのです。
吸湿して濡れている断熱材や繁殖したカビなど、普段は見えない不具合を見たことで、そういう家を普及させてはいけないという思いから独自の壁内構造が生まれました。独自の壁内構造は、基本的に自然素材を使用しています。保温や調湿といった自然素材の特性を活かし、壁の厚みの取り方など、今までの経験の積み重ねから考えられています。
心地よい快適空間を実現するための土壁は、大量の土で厚い壁を作り、壁全体で効果を得られるように作られています。土壁は、蓄熱効果、調湿効果、遮断効果が得られるのです。土壁は、熱を蓄えたり放出したりすることで冷暖房する力があります。外からの空気に影響を受けにくいため、温度変化が穏やかになります。室内の冷暖房効率がよくなることにもつながるでしょう。
また、土壁の調湿効果は、一般家庭の壁材と比べて20倍といわれています。湿気が溜まりにくいため、カビの発生を防げます。土壁は、日本の気候に適した素材なのです。さらに、土壁は空気を含むため、遮音効果も得られます。外からの物音や人声を遮音し、静かな空気を感じられるでしょう。
まとめ
楽居の特徴について紹介しました。楽居では、自然素材の特性を活かし、見えない構造や下地こと丁寧に作るべきだと考えています。伝統の工法を採用することで、長持ちする家づくりを実現させています。
人が快適で幸せに暮らせるためにはなにが必要なのかを考え、構造や素材、デザインを決めているのです。化学製品は使わず、日本の気候に適した素材を使用しているため、いつまでも快適に暮らし続けられるでしょう。