注文住宅は木造・軽量鉄骨造のどちらがよいのか

公開日:2023/02/15 最終更新日:2023/04/27

注文住宅

注文住宅を建てるとき、木造にしようか軽量鉄骨造にしようか迷う人も多いのではないでしょうか。それぞれメリットとデメリットがあるため、自分が住宅を建てるうえで何を重視したいかを明確にして決めることがポイントです。この記事では、木造・軽量鉄骨造のメリット・デメリットなどをご紹介します。

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木造住宅のメリット・デメリット

木造住宅のメリットとデメリットを2つずつご紹介します。

木造住宅のメリット

1つ目のメリットは、調湿・断熱性能が高いことです。木材には、湿気が高いときに水分を吸収し、湿気が低いときに水分を放出する調湿効果があります。調湿効果によって湿度を適切に保つことで、カビや結露の防止、空気の乾燥を防ぐことができ、住む人が健康で快適に暮らせます。

また、木材は熱伝導率が低いため、鉄骨や鉄筋コンクリートの住宅に比べて外気の影響を受けにくいのが特徴です。調湿効果と断熱性能の高さで1年中快適に過ごせるのが木造住宅の魅力です。2つ目のメリットは、火災で倒壊しにくいことです。木材は火に弱いイメージがありますが、火災のときに燃えるのは主に表面です。

木材は燃えることで表面が炭化して強度が増します。芯の部分まではなかなか燃えないため、火災で倒壊しにくく、骨組みの形が残りやすいため、人命救助がしやすいのも特徴です。また、燃えたときに有害物質が発生せず、環境にやさしいのも魅力です。

木造住宅のデメリット

1つ目のデメリットは、シロアリ対策が必要な点です。シロアリは湿った木を好むため、木造住宅は床下の基礎部分などに防蟻処理を施しておくことが大切です。定期的に点検をしてシロアリが発生していないかチェックすることも住宅を長持ちさせるために重要です。シロアリが嫌いなヒノキを基礎に使用することでシロアリの発生を防止する方法もあります。

2つ目のデメリットは、品質にばらつきが生じやすいことです。木造住宅は、使用する木材や施工する職人の技術に影響を受けやすく、品質にばらつきが生じます。軸組工法の場合は特に、現場で組み合わせて施工するため、職人の腕に左右されます。

軽量鉄骨造のメリット・デメリット

軽量鉄骨造のメリットとデメリットを2つずつご紹介します。

軽量鉄骨造のメリット

1つ目のメリットは、工場生産で品質を保ちやすいことです。鉄骨は、工場で生産されるため、品質が安定しやすいのが特徴です。組み立て作業も職人の腕に左右されることが少ないため、作業者によって品質にばらつきが生じる心配もありません。2つ目のメリットは、耐久性・耐震性が高いことです。

鉄骨は、木材よりも耐久性が高く、シロアリなどの害虫被害も受けにくいのが特徴です。丈夫で耐震性も高いため、地震で倒壊する可能性も低いでしょう。

軽量鉄骨造のデメリット

1つ目のデメリットは、断熱性・防音性が低いことです。鉄骨は熱を通しやすいため、室内の温度が外気に影響を受けやすい傾向があります。また、音が響きやすいため、防音材などでしっかりと防音対策をする必要があります。2つ目のデメリットは、リノベーションしにくいことです。

鉄骨の場合、住んでいる途中で間取りを変えるのが難しく、リノベーションしにくい場合が多々あります。リノベーションできる場合も、費用が高くなるため、ライフステージに合わせてリノベーションしたいと考えている人は、注意しましょう。

コストがかかるのはどちらなのか

コストが多くかかるのは、軽量鉄骨造です。鉄骨は工場で加工する必要があるため、材料費が高くなる傾向があります。また、鉄骨は木材に比べて重量が重いため、土地によっては基礎や地盤補強をする必要があり、コストが上乗されます。最初に建てるときだけでなく、リフォームやリノベーションをするときも同様です。

木造と軽量鉄骨造のどちらを選ぶべきなのか

注文住宅を建てるとき、木造と軽量鉄骨造それぞれがどのような人におすすめなのかをご紹介します。

木造が向いている人

コストを抑えて住宅を建てたい人や、夏は涼しく冬は暖かい住環境を作りたい人は木造が向いています。木材ならではの断熱・調湿機能で1年中快適に過ごせるでしょう。また木のぬくもりを感じられるのも魅力です。

軽量鉄骨造が向いている人

業者による当たり外れが心配な人や、シロアリ被害のリスクを軽減したい人は、軽量鉄骨造が向いています。軽量鉄骨造は、工場で部材を生産するため、施工者の技術に左右されにくいのが特徴です。また、シロアリ被害も生じにくいため、耐久性も高いのが特徴です。

まとめ

木造・軽量鉄骨造はそれぞれメリット・デメリットがあり、一概にどちらが優れているとはいえません。木造は、建築コストが安く、木材ならではの調湿・断熱効果により、夏は涼しく冬は暖かい住環境が作れます。しかし、シロアリ被害が生じやすいため、対策する必要があります。軽量鉄骨造は、建築コストは木造よりも高い傾向があるものの、工場で部材を生産するため、職人の腕に左右されにくく、品質が安定しやすいのが特徴です。しかし、建てたあとにリノベーションするのが難しい場合があり、できるとしても費用が高くなります。どちらを選ぶかは、住宅を建てるうえで何を重視したいかによって検討しましょう。

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